街に緑を!屋上緑化はアーバンライフを豊かにする!

建物の屋上に植樹を行う意義

屋上部分への植樹は古くから行われていましたが、当時は緑が少ない都市部の景観を良くするのが目的でした。本来は地面に直接植えるのが最適ですが、植樹を行うだけのスペースが確保できなかったのです。そのため、使い道が無い無駄な空きスペースと見られていた屋上部分に植物を植え、その行為がやがて屋上緑化と呼ばれるようになりました。地上に空きスペースが無い都市部における代替行為ではありましたが、高所に緑を置くことで人目を引きやすく、小鳥などの小動物の住処にもなったのです。やがて二酸化炭素を吸収する植物を多く植えることでヒートアイランド現象の予防に効果的であることが周知され、結果として屋上緑化が都市環境の改善に適していると見なされました。

植物の緑にはリラックス効果がある

屋上緑化が推進されるのは地域の環境改善以外にリラックス効果が期待されるためです。植物の緑には見る人の緊張を緩和させる効果があるとされています。ストレスが溜まりやすい現代人にとって、屋上緑化の風景を見るのは心身の休息に繋がるのです。特に広葉樹は季節によって葉の色が変わるので何度見ても飽きません。春先の若芽から真夏の青々と茂る葉、そして晩秋の紅葉まで季節ごとに変わる表情を街に居ながらにして楽しむことができます。季節の移り変わりを実感することで日々の暮らしにメリハリが生まれ、疲れも軽減されるのです。屋上緑化は人口が多い都市部で強く推進されていますが、そこには居住者のストレス緩和を図る意図があります。

建物の屋上に植物を植えることを屋上緑化と言います。景観を向上させるだけではなく、断熱性を高めるためにも行われます。